月とコーヒー(吉田篤弘/徳間書店)
全24編からなる短編集です。全ての物語が、原稿用紙約10枚程度と短く纏められていて、さくっと読めてしまいます。物語の世界観はどこか不自然なのですが、優しく心暖まる内容の物語が詰まっています。1日1編ずつ読んでみるのはいかがでしょうか?
美味しいアソロジーシリーズ
おやつやビール、喫茶店など、食にまつわるエッセイが詰め込まれた1冊。
古今東西、様々な著者のエッセイを
味わうことができます。
寝る前でおなかがすいてしまうかもしれませんが……
くもをさがす(西加奈子/河出書房新社 )
カナダで乳がんを患った作者の闘病生活記。
コロナ禍での過酷な抗がん剤治療の中でも、社会や身体の変化と真摯に向き合った作者の強さに圧倒された。
人とのつながりや、文章、言葉の力を再実感できる一冊。